金管が音圧で他の楽器の響きを吹き飛ばすみたいな演奏とか、フルートがドビュッシーだのシベリウスだのでソロ吹いてるときだけ悦に入ってるってのが、まさにあるあるなんだよなあ。
あるいは古楽に走ってトラヴェルソ更にはリコーダーに目覚めるとかね。
でもさ、結局クラシック音楽が現代まで残る結果を残した張本人はベートーヴェンなわけだ。
そんでベートーヴェンは、ハイドンやモーツァルトが築き発展させた古典派の集大成をやった人。
古典派(Classicism)はラテン語のclassicus由来の単語=古代ギリシャ・ローマ芸術を正統的で模範的なものと捉えるという考え方に基づいていて、要は最高のコンセプトってことでしょ。
つまり古典派がクラシック音楽の正統派の中の正統派ってことじゃん。
てか絶対音楽とか言われるくらいだし、原点として絶対蔑ろにできないわけで、軽視する神経が理解できない。
バロック・ヴァイオリン弾く人だって、モダン楽器で古典派の楽曲の1つも弾けなきゃダメという話もあって、やっぱり古典派の存在感はヤバい。
そして、そういう古典派に比べたら、様々な語法やイズムが乱立し始める近現代は、古典落語に対する漫才とか大道芸とか手品みたいな、要は色物演芸ってことにならない?
ラーメンで言えば、いわゆる支那そば系のあっさり醤油にメンマが載ってるみたいのが正統だ、ぐらいな話であり、ラーメンを嗜好品ではなくもっと至高のなにかだと思ってる人にとっ...