普段は見ていないが、彼らが見たがるので一緒に見た。
個々の事件について正確な判断をする知識を私も含めてあまり持ち合わせておらず、正直制作者側ですら微妙な知識だったりするのかもだけれど、とりあえず「コイツが怪しいです!」という情報は、有識者のインタビューや関係者のインタビューをエモーショナルに編集した短いビデオで教えてくれるし、それを見ながら、年寄も「ア*マ*というのはヒドい会社だな!こんな悪い事をして儲けて!(怒)」とという感じで大いにエキサイトしていた。
そういう意味では「モリカケ」みたいのは定番ネタで、これの話題が出てくると「待ってました!」とばかりに盛り上がるから、あんなに新しいネタが無かろうとなんであろうと、引き合いに出すんだな…と感じた。「モリカケってどんな事件でしたっけ?」と聞いても、あまり明確な答えが返ってこなそうな雰囲気は出ていたが、「アベ与党が好き勝手な事をやって悪をなしている」という設定が確認されるので、満足そうだった。
やっぱり年寄向けの娯楽だよなぁ…とは思った。
知り合いのおじさんには『ネットで真実』のおじさんにクラスチェンジしている人もいるので、ネットが媒体として新しくて優位だとは思わないけど、こういう感情的な反応を煽ろうとする物を避けられるだけ、ネットの方がマシだなとも思った。
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基本、年寄の意見に反応はしなかったのだが、何かの話題で「前川というのはアベ批判の講演会をやったりして、立派な人物らしいぞ!」と言ってきたので、それは流石に。「こいつだけは流石に…」と説明したら解ってくれたので、それは収穫だった。
Y〇uTube「はたしてそうかな?」
youはそういう意味では動画の『テレビ化』を狙ってますね。