電車の中や椅子に座る時、頑張らないと膝をくっつけておけない……。気が緩むと脚がだらしなく開いちゃう。こんなお悩みありませんか?「O脚だからしかたないの」と言い訳する人もいますが、実はそれ、骨盤の歪みのサインです。
脚が開くから組んじゃう
脚を揃えて座るのが苦痛だからついつい脚を組んじゃうあなた、実はこれがNG。もっと歪みを酷くしてしまいます。そもそも脚を揃えるのが苦痛な人は骨盤が前傾している可能性があります。骨盤が歪んでいるばかりか、太ももの筋肉(特に内側の内転筋)を使わないために筋力が衰えているから「脚がだらしなく開く」んですね。そのままだと太ももの筋肉は落ちて脂肪がつき、下半身太りの原因にも。いや、すでに下半身太りにお悩みなのでは?
骨盤が前傾している人は「反り腰」の人が多いようです。反り腰だと一見姿勢が良く見えるのですが、腰痛になりやすく、下腹が出て、背中や首に痛みを生じることがあるそうで、日本人は女性に多いと言われています。壁を背にして立ち、後頭部、お尻、かかとを壁にしっかりとつけます。その状態で壁と腰の間に手を入れてチェック。こぶしが入る人は骨盤が前傾していて、手のひらがやっと入る状態の人は逆に骨盤が後傾しています。猫の手(手の指を少し曲げた状態)のスペースがあいているのが正常な骨盤の状態。日本人女性の7割は前傾しているとも言われていますが、あなたはどうでしょう?