2018-11-25

日本人が持つ、「言霊」という宗教感覚

井沢元彦という作家が、日本における言霊による弊害を述べている。

コトダマの考えにおいては、雨が降ると言えば雨が降るのだから戦争が起きるとかそのような不吉なことが書けない社会であると。

※1998年発行の「言霊(コトダマ)の国」解体新書 (小学館文庫)を参照している。2018年の現在までそのまま当てはまるかどうかは分からない。

戦争が起きてほしくないというのと、戦争が実際に起きるかは別の問題なのに、それが混同されてしまうそうだ。

ペンは剣よりも強しとは言うが、言葉自体が本当に「魔力」のようなものをもっていると考えるとこれは危うい。

個人が、引き寄せの法則だと言って、縁起を担ぐ程度は自由だと思うが、事実事実で言わなければならないことがある。

皆さんは、不吉な事であってもTPOに合わせ、口に出せているだろうか。

体におかしな不調がある、日本の将来が危うい、そういう心配は正直に周りに話した上で、対策を考えないと駄目だろう。

言霊

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E9%9C%8A

井沢元彦

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E6%B2%A2%E5%85%83%E5%BD%A6


追記

あくまでも、口に出すことが必要かもしれないという前提においての話だ。

例えば「今後大地震が起きるかもしれないからどの都道府県でも備えは万全にすべきだ」というような話はすべきだ。

一方、「今から大地震が起きて日本列島が沈没するよ楽しみー」というような何の役にも立たない悪ふざけならば顰蹙を買っても仕方ないと思う。

  • でも、言ったらハブられるんでしょ?

  • 言霊関係ないと思う

    • 言霊の影響が無いならそれに越したことはないと思う。

      • 言霊による弊害というから、本当に言霊が理由なのかなと疑問に思った。

        • その疑問も理解できる。私個人は井沢説を支持するけど、別の原因ではないかと言う人もいると思う。

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