最近長続きしないゲームが多いことに気づいたのだけど、なんというか、どのゲームもキャラクターの個性がしっかりしすぎてて逆に感情移入できないんだよね。
ゲームって自分が主人公になってプレイするものだと思ってるんだけど、なんで全然知らない人間のサクセスストーリーを見るために俺の時間つかわなきゃならんのだ。
それでも今まではそのキャラになりきって楽しむことができてたけど、最近のゲームってそれさえ許してくれないほどに主人公が一人の人間みたいな個性を持ってるんだよね。
「実は皆に秘密が、、、」って、それ俺(主人公になりきってる俺)も知らねーし!
冷める。ものすごく冷める。
見えている部分が少なければ想像の余地でなんとかカバーできるけど、情報量が増えれば増えるほど、気に入らないととことん気に入らなくなってしまう。
グラフィックの向上とか、フル音声とかいいんだけど、細かく作られれば作られるほど、こちらの想像の余地がどんどん奪われていく。
奪われていった結果、許容の範囲がどんどん狭まってしまって、そこから少しでも外れるともうゲームを続ける気になれないんだよね。
現実でさえ、よっぽど話があうかよっぽど好きになれないと、他人とそんなに長く一緒にいられないじゃない。それにすごい近い感覚だと思う。
グラブルのグラン君がはじめは自分の分身だと思ってたのにどんどんどんどん化け物じみてきて、自分とは違う何か強キャラにしかならなくなってジータに変えるみたいなもんか。
その点FF7ってすげーよな プレイヤーに体験させたソルジャーの仕事、あれ全部ウソだってひっくり返すんだもんな
ヒロインも急死するしな