ここ数年。精神科医の方と電話面談をすることがあった。これは勤めている会社でストレス度チェックというものがあり、数値異常ということで案内された。
その当時は仕事で完全に心が折れており、藁にもすがる思いで電話していた。こうなったのも会社だけど、助けてくれたのも会社。結局は本当に良い会社だと思う。
最近は仕事の波も落ち着き、入社して初めてかなりのんびりした生活となった。
そのため、精神的辛さもなくなり、面談をなくしても良いと思っていた。それでも一応、定期的な面談なので今回も電話面談をした。
その中で、仕事の話となり。やる気や成長が無いなということを愚痴として嘆いていた。
先生は優しく。「どんなことに過去でも今でも情熱を燃やしたのか?」という質問した。
まったく、思い出せないのだ。心の底から熱くなった思い出が思い出せない。きっとあったと思うけど。思いだせない。
先生はさらに尋ねる。「どうやって大学を選んだんですか?どうして今の会社に勤めたのですか?」
それは直ぐに答えられる。なぜなら消去法で選んだのだ。
このスポーツを選んだ理由は外で運動したくなく、球技じゃないからこれ。
そこで大まかに選んで、そして最後は一緒に過ごしたい人で選んできた。
そして、その人たちと過ごすためにがんばろうと思っていた。
自分の中にやりたいことなんてひとつも無くて、何か目標も無い。
だから達成感も感じたことも無ければ、承認欲求も高く、自己肯定感も低い。
ずっと満たされない。すべてに納得した。
それじゃあ、この後どうしたらいいんだろう。すごい困っている自分がいる。