2018-09-23

転職について考えて

このところの売り手市場化もあって、ここ数年で周囲の同僚が結構転職している。

私の会社は安定系の世にいう大企業なので、それまでは転職とかあまりそういった話は聞かなかった。

転職する人は居るには居たけど、自分の周りから少し離れたところでたまに聞く程度だった。

しかし、このところは部署内で年に数人がコンスタント転職している。

行先は様々で外資同業他社、はたまた全く違う分野、などなど。

安定した会社なので、当たり前といえば当たり前だけど、そうやって転職する人は私から見て「できる人」がほとんど。

できるから、考え、行動し、決めるんだろう。

私は本当に中の中、あるい中の下で物事をそつなくこなし、70点前後の成果を日々出すのがやっとの普通会社員だ。

から、彼ら彼女らの様に踏み出すことはできないのだろう。

実際、今の会社で働いている限りは、当面はそこそこの生活ができる見込みがあるだけに、リスクを背負う勇気がない。

一方でそれは、今以上のリターンが望めないということとも同義なのだけど。

隣の芝生は青く見える、という。

足踏みしていても靴の底はすり減る、という。

どちらも、それぞれの観点では正しいのだろう。

うろ覚えで、細かい表記は忘れただけど

2つの選択に迷うとき、とりあえずコインを空に上げてみよう。

そうすれば、自分がどちらを選びたかったのかに気づくだろう

なんてのも聞いた気がする。

やるやらないは別として、とりあえず外にも目を向けてみよう。

そう思い、転職サイトに細かい条件を入れて登録した。

そして、今1か月ほどが経ち、結局転職サイトの登録を取り消した。

なんというか、あれスパムメールじゃね?と言うくらいに来るメールを見るのが面倒になった。

それだけだ。

  • やりたいことがないなら転職なんて考えない方がいい。 国立大から大手企業のキラキラの経歴をあえて汚すことにいっときの快感はあるかもしれないが、信念がなければ必ず後悔する。

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