2018-06-17

夫が隠れて貯金をしていた

夫が隠れて貯金をしていた。洗濯物のポケットから知らない口座の明細票が出てきた。かすれて正確な額が分からない。ただ10万円以上は確実だ。急いで夫と連絡を取り「持ってる金融機関カード暗証番号とともに全て提出してね」と伝えた。

これまで我が家家計は完全に別財布だった。昔から家賃光熱費通信費は全て旦那持ち。子供が生まれて私が退職している今は、そこから更に毎月10万円食費雑費としてもらっている。

思えば夫の金遣いには怪しい所があった。漫画が好きだし、ソシャゲもやっているようだ。それでも大人なんだからちゃんと購入し、課金してると思ってた。家に遊びに来た夫の友達からたまに送られてくるギフトカードを受け取りながら、私は不安になって何度もこう言ってたのだ。「貯金ないんだよね?もしあるなら全部私が管理するから。」それに対して夫は「大丈夫貯金なんてしてない」

どうやら夫は大ウソつきうんこ野郎だったようだ。それでも今まで家計を任せきりにしていた負い目もあるから強く責める気はなかった。

帰宅後、ID暗証番号をもらって、急いでネットバンクから利用明細を確認。何ということでしょう。彼は毎週ソシャゲに金を突っ込んだつもり貯金をしているヘソクリ野郎だったのです。

1万円の振込みを月に5~6回躊躇なく繰り返している。年末年始なんてひどい。12月24日から1月3日にかけてのつもり貯金の大盤振る舞い。

貯金の額は、240万あったが夫は正確には分からないと言う。私が「自分貯金の額を把握してないの変だよね?何でかな?」と言っても、夫は辛そうに黙っている。だいたい彼は暗証番号を言うときもキレ気味だった。子供か。私より10以上年上だけど精神が成長する機会には恵まれなかったようだ。

翌日から、泣き叫ぶ2歳児と眠り込む0歳児を引き連れて、銀行ATMから大金を運び出した。1日では足りず、1ヶ月かけて240万を引き出した。私の貯金の倍以上が一気に手元に来たのである。南無~。

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