2018-06-15

無敵の人として

軽度の発達障害不登校引きこもり無職と一通りの経歴を持つ元無敵の人として。

現在ギリギリバランスながらも幸運なことに職を得て薄給ながら生計を立てることができている。

先日、職場で例の新幹線事件話題になった。

「何も失う物がない奴は怖いな~」「働けよ」

うんうん、と相槌を打ちながら内心は心臓バクバクだった。

言えない。数年前は俺がそんな奴だったとは。世の中を憎み、周囲の人間を憎み布団の下に隠し持っていた奴だとは。

今でも働きながら、労働しなければいけない運命を呪っている。どうして生まれしまったんだろう。

刺された勇敢なリーマンへの同情よりも、自己肯定できない故に良心根拠が成り立たなくなってしまった人間への共感が先立ってしまう。

無敵の人って言葉なぁ。何も守る物がなくて頭のイカれた犯罪も何でもできる。

から見たらそうなんだろうけど、実際は空気の読めない失言相手を怒らせたり、有り得ないミスを連発して孤立したりもう窮屈で身の置き所のない無敵とはほど遠い気持ちなんだよなぁ。

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