結局は、当初のコンセプトは忘れ去られ、無難な着地を望む官僚と政治家の妥協の産物として中途半端なものが出来上がる気がしてならない。
IRの設置は、都市部への富の過集中を緩和し、地方部へ資源を再分配するための手立てではなかったのか。
事が決定的になる前に、少しでも地方に血液を送らねばならない。
それは地方優遇、何もしない人々に富をくれてやる、というものではない。
都市部への悪影響を最小限に食い止めるための予防策だ。
今手を打たなければ、将来的に払うコストは途方も無いものになるだろう。
人が住む限りは、その地域は維持されなければならず、コストがかかる。
家でも車でも、問題は綻び程度の段階で対処した方が後々累が及ばない。
国にも似たところがある。家や車と一緒にしてしまうと、違和感があるかもしれないが…
しかし、人的資源、インフラ、共にあと20年もすれば限界が来る。
崩壊と困難が取り返しのつかない段階に達し、都市部にも悪影響が及ぶ前に、
日本全体が病んでいる。
日本全体の血の巡りが良くなることを望む。
主張は賛同するけど、具体的にどうしたらいいのかサッパリ思いつかん。 仕事が無けりゃ人は都市部に出るしかない、わざわざ地方に行く物好きはおらんという。