単純に、初回なのにカラーのイメージが合致して、スタイリングしやすい毛量にバッチリしてくれたからなのだけれども。
そしたら、なんだかものすごく気遣ってくれて逆にちょっと疲れてしまった。
美容院で雑誌出されるやん。正直何出されてもいいし、なんの雑誌読むとかも言ったことは1度もない。
けれど「すみません、〇〇読みたいですよね!今出払っちゃってて…空いたらすぐ持ってきます!」と謝ってきた。
言葉遣いも過剰に丁寧になったし、何気ない会話もわざわざ手を止めて返答してくれたり、一生懸命接客してくれる。
終いには、前回頼んだドリンク覚えてたのか、同じ物を持ってきてくれた。
いや、今日はアイスコーヒーの気分なんだけどね。とても言えるわけない。
ちなみに、スタイリスト歴がそんなに長くないせいか、その人の指名料は無料だ。
こちらは指名料なんて払ってないのに、そんなに仰々しい接客されると逆に困ってしまう。
高いトリートメント頼んだ方がいいんだろうかとか、店販買ってあげた方がいいんだろうかとか。
そんなに気遣わなくて大丈夫ですよ、とは言ったがその子の甲斐甲斐しさになんとも言えない気分になった。
そりゃ幾ばくかの指名料でも払ってたら、多少接客変わってもいいかなと思うけど、この子は指名料無料だ。
なんだか逆に申し訳なくなった。という話。