詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」
愛海「風情! 風情じゃないですか! 春雨は濡れてまいるのが風情じゃないですか!」
詩織「知らないわよ…… なにそれ…… どうでもいいけど…… 一応説明すると…… 今日ここに来るときに駅でたまたまあったのね……」
愛海「それで駅を出た途端に、雨がポツポツ降ってきたからって、詩織さんがコンビニで傘を買おうとしたんですよ!」
詩織「……買うでしょ」
詩織「二人でも…… バカみたいよ…… あと同じ言葉繰り返しすぎ……」
愛海「そんなことないもん! 春雨じゃ濡れてまいろうだもん!」
詩織「しつこいわねえ…… 何度目よそのフレーズ…… ……あなた。時々…… 本当に時々…… 乙女よね」
詩織「日菜子ちゃんなら…… 意気揚々と付き合ってくれそうね……」
詩織「あら…… なにか確執がありそうね…… 一度くっついて別れた……?」
愛海「くっついてもないし! 別れてもないし! 確執もないよ!」
詩織「ふーん……」
愛海「詩織さんってあたしを女の子とくっつけようと画策してないです?」
詩織「……えー」