NHKのBS1スペシャル「欲望の資本主義2018」見ててへーって思ったのは、実は1970年初等にアメリカでベーシックインカムが施行寸前までいってたってこと。
当時のアメリカの経済学者は左派も右派もBIを支持してて、ニクソンがベーシックインカムの実現を謳って当選し、議案を2回も議会に通したんだけど、民主党がもっと支給額を高くすべきって反対して結局折り合わなかったみたい。
で、もっと驚いたのは、それからしばらく経ってアメリカで実際にベーシックインカムの社会実験が行われていて、しかも結果は大成功だったこと。
社会保障費も犯罪も減少し、学力も上がり、人々が労働をやめることもなかったんだけど、ただ一つ離婚率だけは上がって、保守派が家庭を壊すからよくないとかいって反対して結局実現されなかったんだって。
自分もそれ見てたけど、まぁマジかよって思うよね。 ただあの番組、やくしまるえつこに意味深なナレーターやらせて演出過剰な感じが気になってる。どうなんでしょう?