絶賛炎上中の「あたしおかあさんだから」の歌詞を読んで具合が悪くなったので書き捨てる。
わたしの母親は、あの歌詞の通りのおかあさんになろうとして、挫折した。
母親たるもの、子どものためにぜんぶを犠牲にして生きなければいけない、と強く思い込むひとだった。
パートをしながら、いつもおいしいご飯を作り、いつも部屋を綺麗に掃除し、5人家族の洗濯をするために1日に何度も洗濯機を回し、習い事や部活の送迎もし、授業参観や懇談会もほぼ皆勤賞。
自分のための外出なんて、年に一度あるかどうかの同窓会くらいだった。
そしていつもいらいらしていた。
少しでも役に立ちたくて、手伝いを申し出たり、母親がパートから帰るより前に帰宅することがあったら洗濯物を取り込んで畳んでみたりした。
「邪魔」「畳み方が違う」と怒られた。
何度も謝った。
いらいらしている母親は、小さなことで何度も怒った。ドアを閉める音が大きかった。お茶をこぼした。それでビンタとお説教。しかもそのあともずっと不機嫌。
怒られると謝った。謝るともっと怒った。
手伝っても、手伝わなくても、話しかけても、傍にいないようにしても、怒られた。
だけど毎日、おかあさんでいてくれた。
おいしいご飯と綺麗な部屋。習い事もさせてくれたし、大学まで行かせてくれた。
あなたはおかあさんだけど、
無理なことは無理って言ってほしかった。
あなたはおかあさんだけど、
あなたはおかあさんだけど、
おかあさん、
「あたしおかあさんだから」の歌詞の件はこの投稿を読んで初めて知りましたが、本当に今どきこれはないですよね。平成のこの時代に実際にここまでやるお母さんはいないと思うけど...
そういう場合、家のことを手伝うよりも子供らしい良い子になりきって外部の人間に「いい子に育てたね」と言われるようになることが一番の喜びとなるんだろうな 相手がどういう評価...
今日も女は毒親叩き