西欧においては、お金持ちが大きなお屋敷のだだっ広い壁を埋めるために作品を買う
そこに置かれた作品は、来客者が観ることになるので、どんな作品を買ったかセンスを問われる
若手のこれから売れそうないい感じの作品を飾っておくことはステータスであり(目利き&教養アピール)
実際に人気が出たときに売れば、価値がついて儲けることもできる
あと、作品をたくさん買って美術館等に寄贈すれば税金対策になるとか、そういうのもあったような気がする
学校での「美術」の時間は日本のように制作がメインの授業ではなく、美術史を勉強する
日本においては、有名な作品や作家名はみんな知っているけれど、なぜそれが有名になったのかは分かっていない
けれど、海外に顧客を持つことは現在かなり簡単(例えばINSTAGRAMに作品を掲載すると、DMでコレクターが値段を聞いてくる)
寄付で税金の控除が受け易いってのもあるよね。芸術に金を払うって事がそれに当たるとされているから、別に向こうの金持ちが本当に芸術が好きかどうかとは関係ないのかも?
もちろん、芸術が好きで作品を買い集めている人もいるけど、投機目的の人もたくさんいて、海外のアートマーケットには銀行関係者とかたくさん来るし、どんな作品を買うべきかアド...