それは、「輪るピングドラムを肌感覚で理解できる子供にしない」ということだ。
輪るピングドラムというのは、今から7年ほど前に放送されたテレビアニメだ。私はこの物語にとても惹かれた。
なぜなら、この物語は愛されない子供たちの物語だったからだ。愛された、選ばれたという自覚を持てなかった当時の私に、この物語はとても沁みた。
そしてだからこそ、生まれ来る子供をこの物語に惹かれるような子供にはしたくない。
というよりも、愛されているという自覚を持てない子供を育てるような親にはなりたくない、という方が近いかもしれない。
愛されない、ということは本当に辛いことだ。作中の言葉で言えば、「選ばれないことは、死ぬこと」である。
この感覚がわからない人にとっては、そんなに愛されたいと思うのはなんて浅ましいんだ、と思うことだろう。しかし、本当に生死がかかった切実さがここにはあるのだ。私も、たまたま自殺しなかった(というより失敗した)だけである。
そうして死なないでいるうちに、夫の「あなたは生きてていい」という言葉に選ばれ、ここまで来た。これは本当に幸運だったのだとしか言いようがない。
でも、自分の子供に私のような人生を歩ませたくはないのだ。本当に。
そういう気持ちで子供に接することは、子供にとっての重荷になるのかもしれない。だから、夫や周りの人たちの助けを借りながら、バランスを崩さないように気をつけたい。
そしていつの日か、子供が輪るピングドラムを見てもピンとこなかった時が、私のゴールなのだと思う。でも、よく考えたらわかる、というところまで行ければ、それに勝る僥倖はない。
回るピンクドラムというのはよく分からないのだけど、とてもよい表明だと思います!! 赤ちゃん楽しみですねー こういうところで上目線でマウンティングする訳じゃないけど、、、...
増田で未婚子無しにマウンティングせずにはいられない性格の悪いクズでは無理なのであきらめましょう
(´;ω;`)ウッ… せっかく増田が良いこと言ってるんだからあんまし荒れないでクレメンス。。。 でも、不妊治療やっている人とかは、こういうの結構ぐっと来ちゃうのかも。。。