むかしダウンタウンのコントで精神障害者を笑うものとかがあってな。
今はできへんやろうなーってのがいっぱいあんねん。
そもそも笑われる人に対しての「同情しない、心ある人と思わない」という差別の萌芽みたいなもんが存在しとってな。
この辺は詳しく知りたかったら哲学者のアンリ・ベルクソンの著書『笑い』を参照してくれたらようわかると思う。
まあ、例えると、古いディズニー映画でミッキーマウスが急にダッシュを始めて、下半身が先走りすぎて首を忘れるとするやろ。
これは笑えるわけ。でも実はここで放送されているミッキーマウスは元になった人がいまして、こちらがこの映像です。あ、この映像の方はやっぱりすぐにお亡くなりになったんですけど。
あ、ちなみにこれ私の父です。それからとても苦しくて……ではもう一度、ミッキーマウスを。となるとスゴく微妙な気持ちになるわけ。
翻って、ダウンタウンの笑いやけどな。
黒塗りに対して、黒人差別の文脈を読んで、同情してしまい笑えへん人がおる。
そこに差別を読み取って不愉快になる人がインターネットを使って発言できる時代になりました
ということやと思うわ。
今までテレビの内輪の論理で通用しとったけどな。インターネットはワールドワイドやし、いろいろモノ言えるからな。
ただ絶望するのは早い。優秀なお笑い芸人がもっとお笑いを探求しておもろいもん見せてくれるはずや。
去年のM−1でその萌芽を感じることができた。
最近の黒人差別意識の件は正直何が問題なのか分からない。 差別に対する意識が低いのでしょうね。 無知なのだと思います。 大晦日は久し振りに笑ってはいけないを見ました。 紅白と...
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