そんな言葉をネットのどこかで見かけてから、仕事で外出すると街を歩く人々が気になるようになった。
当然、そんなことはない。そもそも平日休みの職種などいくらでもあるし、時間帯によっては学生だって楽しそうに街をうろついている。
でも、やっぱり目に飛び込むのは老人と外国人だ。
スーツや作業服に身を包んだ人々は皆どこか余裕がなさげに見える。
そう見えるだけなのはわかっている。ビジネスマンが疲れて見えるのも、ショップの女性店員の目が笑っていないように見えるのも、すべて自らの余裕のなさがそう見せているだけだ。
コンビニや居酒屋にはどこの国かもわからぬ外国人がたどたどしい日本語で接客をする一方、大きなキャリーバッグを引きながら何処かへ向かう外国人がいる。この差は何なのだろうか。
仕事に就いていることはまぎれもない幸福で、こうしてとりとめのない意見がインターネットに書き散らかせることもやっぱり幸福なことなのだろう。自分が無い物ねだりをしているだけなのはわかっている。
しかし、それでもやっぱり俺は、電車で楽しそうに談笑する外国人や、集団で観光地に向かう老人たちを見かけると、今の自分には到底手に入らないであろう幸福というものを感じるのだ。
ネットに毒されてる 社会人全員が、土日休みじゃあないっての
平日は仕事だし、土日は家でゆっくり休みたいのに 土日のみ民泊解禁とか、ふざけたことを行政がやってるせいで 外国人だけが楽しく過ごせるのが日本