2017-08-29

今回の件で一番危ないのはオタク自身排他性を自覚してしまったことだと思う

これまでオタクは自信の持つ排他性に無自覚で、

からこそ排他性によって独自性を保ちながらも

新しいものを取り込んで変化することができた。

アニメパチンコソシャゲなども当初はひどく嫌われていたが、今やオタク文化の一部として認められている。

パチンコ中毒おっさんも、ソシャゲにはまるDQNオタクの一員になったのだ。

そもそも、今人気の萌系やエロ同人だって、元から主流だったわけじゃないのだ

そういった新しいものを取り込んでくれる可能性があるから、人や金も集まってきてここまで続いてきたのだ。

小林幸子から叶姉妹までの流れも、そんな新たな変化であり、

コミケ芸能人一般参加する」というたいへん大きな変化をオタクは受け入れだしていた。

しかし、今回の真木よう子の件で、オタクは自信の排他性を自覚してしまった。

これはオタクに、他者排除しなければオタク文化は維持できないという意識を与えだしている。

これは危ない。

勘違いしないでほしいが真木よう子を追い出したのが間違っているということではない。

彼女行為は間違いなく今のタイミングではアウトだったろう。

しかし、この事件を通して、オタクたちが文化の変容に対する恐怖心を強めてしまったことが危ないのだ。

主にコミケオタク文化を知らない一般人が来るようになったら?という恐怖を抱いているようだが、

前述の通りそのような「客層の変化」はこれまでもオタク文化が通ってきた道なのだ

それを過剰に恐れて新たな客層を排斥するようになれば、文化として衰退していく道をたどることになるだろう。

から、どうかオタク達にはそういった変化を過剰に怖がらないでほしい。

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