増田アース人の冬眠能力は、モレツ帝国の悲劇があったにも関わらず
しかし、時代が下って増田アース人が星間宇宙まで進出しはじめると、
冬眠能力はコールドスリープに応用するためにとても役に立った。
宇宙飛行士の一部は、冬眠能力を殺して身体を酷使しなくなった代わりに
冬眠能力を強引に使って身体を酷使しているだけだと感じていたが。
何故そこまでしなければならないのか、実際にやっている本人たちにも
分からないのだから、増田アース社会に答えの出せるはずもなかった。
簡易コールドスリープ中も増田アース人の生理機能は部分的に働きつづけ、
その結果、うんこをカチカチにした。
寝起きのキャプテンが冬眠能力の社会問題について考え込んでいたのも
彼のうんこは決して飛び散らないよう真空の力で宇宙空間へ吸い込まれていった。
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増田アース人の冬眠能力は、モレツ帝国の悲劇があったにも関わらず 不効率であるとして一部の進歩派に攻撃されつづけた。 しかし、時代が下って増田アース人が星間宇宙まで進出し...
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