女に暴力を振るう男は得てして最低という評価を下されがちです、自分も異論はありません
しかしながら実際には、暴力そのものは必ずしも全否定されてはいない、という現実があります
なぜなら、自分にさえ被害がなければ、暴力も男らしさという美徳になり得るからです
こちらを殴ってくるような男は論外ですが、かといって全然男らしくないのもそれはそれでダメで、
もし変なおっさんに絡まれたら、うまくその場を収めてくれる程度の腕力は欲しい
人には優しくあってほしいけど、肝心な時には自分を優先してほしいのと同じです
つまり自分にとって都合のいい一定限度の男らしさは許容し、それどころか礼賛すらしてしまう
特にメディアではそうなりがちですね、なんせ画面の向こうからは殴ってこないので安全です
「そんなめんどくさいのやってらんねえ」とハナから諦める男もいるにはいるでしょうが、
どうにかそのちょうどいい間を狙って攻める男が出てくるに決まってますね
そして言うまでもありませんが、どの程度の男らしさを理想とするかは人により様々なので、
お互いの「まあこんなもんだろう」という感覚がずれていると、残念ながら事故が起きてしまいます
車に乗る限り一定数の事故は避けられないし、事故を完全になくしたいのであれば車には乗れません
もちろん事故を肯定するつもりはありませんし、被害者にも同情はしますが、