接客関係の仕事してる人たちが相手の話を聞いてる時や否定せずに肯定して受け止める時に「そうですね」って使うけど(研修とかで教えられる)
実際に使う人たちのほとんどか間違ってる。
研修の講師も教えてるはずなんだけど、感情の篭ってない肯定はただの棒読みと同じだからね。
電話応対聞いてても実際にお店に行って話をしてもそうなんだけど、八割くらいはマトモに使ってない。
みんな、抑揚のない返事してるだけで必要のないクレームにぶち当たってる。
人形じゃないんだから、普段友人たちとバカ話してるようなくらいに感情込めないと起きなくていいクレームは起きるし、受け取らないで済むはずだったストレスとダイレクトに受け取る羽目になるよ。
うちの新人も最初は棒読みみたいな返事で「ソーデスネ」なんて言ってたせいで連日クレーム受けていた。
そんなんじゃ気が滅入るから少し感情込めるように話してみようか?って言ったら、最初はイマイチわかってないようだったけど、
どうしても出来ないと言うもんだから、君が今やってるのは接客という演劇。役者になったつもりでやってごらんとアドバイスした。
それからは、しばらくぎこちなかったが今では自然な会話で受け答えできるようになったよ。
最近は役者と考えないで素で接客が楽しくなったので受け答えも自然に出来ると言えるほどになったし、表彰されるようにもなった。
そういう子を見てるせいか、いろんなお店で「そうですね」って言葉を聞くとこの子は棒読みだなぁ…この子は聞き上手だなぁと思ったり。
長々書いたけど、研修で教えられたとおりとはいっても、人形が受け答えするんじゃお客さんはいつまでたっても満足しないどころか不満を募らせるばかりだぞという話。