生まれも育ちも高知でもさらにド田舎(西部)で、実家が代々、商店をやっている。7年前から地元商工会の青年部のメンバーをやっているのだが、ここ数年、移住組が加わるようになってきた。飲食店経営者だったり、士業従事者だったり、いわゆるクリエイターだったり。何か催し物があるときは、積極的に「移住組の声」を取り入れる良い空気があると、自分でも思う。移住組がいない商工会の長老部ともうまくやっている。
以前、青年部が運営する春祭りで何をやるかを話し合った。ここ数年、決まって開催するのが、地元民が気づかない高知の良い所をゆかりある県外の人に聞くトークイベント。ぱっと見、セミナー。
この春もやろうとなって、じゃあ誰を呼ぶかを話す。
移住組の中でも結構、発言力のある士業従事者(関東出身)が、イケダハヤト氏はどうかと提案した。
士業の人はイケダ氏はネットではかなりの有名人と説くので、青年部メンバーは合意。こんなところに書き込むくらいだから俺ももちろん知っているし、悪評も見たことがあるけど、まぁ地元外の人がそこそこ来る祭りだからアリかなと思った。
祭りは青年部仕切りだけど、決定事項等の概要は長老部に一応、報告するのが慣習。文句を付けられたことはほぼないと記憶する。
俺はその場にいなかったのだけど、青年部部長がこの人を呼びますとイケダ氏の顔写真を見せたら、長老連中がドン引きしたらしい。
で、イケダハヤト氏に話を聞くことはなしになった。