いつからだろう。
マッドマックス、ガルパン劇場版、シンゴジラ、君の名は、片隅、真田丸等々、SNSで爆発的に言及される娯楽作品が増えている。
自分が気に入った作品を世に広めたいという気持ちは理解できるし、私も好きな作品を友人に勧めることはよくある。
ただ、ここ最近気になっていることが一つある。
絶賛される作品が増えているのは、制作者側に変化があったからなのか、それとも観客側に変化があったからなのか。
個人的には、観客側が変わったような気がしている。
なんというか、ある程度「面白い」という方向に評価の針がふれたら、振り切れるまで面白メーターをぶん回している気がするのよね。
こんなことはすでにどこかで言及されているかもしれない。もしあったら教えてほしい。
絶賛することそれ自体が娯楽になっちゃってる感じがしませんかね。
「ガルパンはいいぞ」なんてのはその最たるもんで、祭りだわっしょいみんな踊れやケチはつけるなみたいな。
みんなで好きなものを盛り上げていく一体感ってのは、確かに高揚感半端ない。