「解散」というワードが刺激的だったので、これにばかり気を取られてきたけど。
結局今回の出来事というのは
「SMAPのこれからの方向性についてメンバー間で意見が割れ、『1と4』に分裂することになった」
ってのでFAだよね?
まず最初は、今のジャニーズ事務所の体制では、飯島さん率いるSMAPは活動しにくくなることが見込まれたので、「のれん分け」の可能性について検討、ってとこから始まる。
いったんはそれで落ち着くかに見えたが、1が、あくまでも「本丸」にとどまることを強く主張。
本丸にとどまるためには飯島さんを切らなければならないが、それでも、本丸でSMAPを続けることができる、続けていきたい、と考えた1.
しかし4は、飯島さんがいない時点でそれはもうSMAPではない、と判断。
双方の考え方の違いはどうしても埋められず、結果、4は「SMAP」という名を捨てることを決意。
この1年は、モメてモメて、お互いへの不信も生まれ、でも、いちおうSMAPやりながらもそんな話しなくちゃならなくて、そのうちに「そもそも、なんで存続させなきゃいけないんだ?」ってわけわかんなくなっちゃったりしたんじゃないかなぁ。
基本的には「どうやってSMAPを存続させていくか」というのが主旨だったにもかかわらず、こんなことになってしまった。
だからこその、中居の発言、「誰も悪くない」ってのが出てくるのじゃなかろうか。
振り返ってみれば、この1年、ファンはずーっと葬儀やってたようなもんだよ。
300万もの花を摘んで捧げ、署名という記帳をし、生誕の地でありし日を語る。
そして最後に、たかだかと手を挙げたリーダー中居は、大きく5つ数えたあとに、瀕死のSMAPを袈裟がけにばっさりと斬ったのだよ。
自らの手で、SMAPを楽にさせてやったんだよ。
たぶんこの流れだと、早晩、4はジャニーズ事務所を出ていくことになるのだろう。
そして、残った1は、SMAPの「墓守」になる。