2016年って「マウントを取る」が流行ってたような気がする(ネット上の話ね)。
あるエントリにコメントが付いてたら違う視点から自らの優位さを誇示するようなコメントを付け、
マウンティングに勝利した者が全部を掠め取っていく「勝者全取り」みたいなムーヴが気にかかった。
わたしからすれば思いもよらない鋭いマウンティングを成功させる人もいて、
頭の回転が速い人がいるもんだと感心することもしばしばだった。
こうした行為を「マウントを取る」という概念として認識出来たのが2016年だったし、
そもそもエントリそのものが、被マウンティングの餌食にならないように留意していたりして、
その読み合い一挙一足に緊張感が走っていた気がする。
それは批判されることを過度に恐れているようにも見えたし、
慎重で誤解されないような物言いに気をつけているようにも見えた。