ニートってのは学校にも働きにも職業訓練にも言ってない若年層のことを指す言葉なんだよ。
最近これを無視して「バイトしてない学生だと、すわニートだ」「お前の仕事は俺様的に気に食わない。よってニートだ」「年金だけで生活している老人だと、ニートだ」などと実際にはニートに当たらない人をしつこくニート扱いしている人が多いように感じるが、ちょっとググってニートの定義を調べることも出来ないのだろうか。
また、労働の形態が「模範的」とやらでないと行けないなどということはない。
別に「ホワイトカラー勤務」でなくても就労しているとみなされ得るということを知らないのだろうか。
「雇用されるという形の労働」でなくても就労しているとみなされ得るということを知らないのだろうか。
自営業やフリーランス、ブルーカラー被雇用者だってきちんと働いている。それはそこまで知られていないことなのか?
ネット上だけのはなしかとおもったら、リアルでもそういうことを言ってくる人がいるのにはさらに驚きである。
ちょっと性格に問題ある感じの知り合いが、ここ一年ぐらいひたすら普通に働いている人をこじつけでニート呼ばわりすることに執心していて非常にうんざりしている。
「多様な就労の形態がある」ことを知らない可能性が一番高いのってそれこそニート(ないしまだ働けない年齢の学生)じゃないのか?
普通の社会人にそんな常識があると思ってるのか?さてはニートだな。
言葉は生きていることを知らんのかね…。 元々の言葉の定義と離れて、新しい意味が再定義されつつあると考えることはできない?