忘れないうちにセックスで得られる体性感覚について記載しておく。まず性交による射精後には性器周辺が軽やかになったような開放感がある。自慰であればこれだけなのだが、性交後は四肢末端にも開放感がある。これが自慰と性交の大きな違いのように思う。同時に不安感も大幅に解消され、これが自分にとっては重要な要素である。もちろんこれらの効果は一時的ではあるのだが、少なくとも 30 分程度は持続する。またここ数年のセックスにおいては膣内射精が許可されており、自身の承認欲求の充足・維持に大いに貢献しているように思う。
一方で女のオーガズムについては未だによく分からない。現パートナーは前戯で先にイカされるのは好まないようなのだが、さりとて性交によるオーガズムの表現型はそれほど顕著ではない。ただし電マは秒殺だと言っていたし、普段のセックスも十分満足していると言っていたから、毎回同じではないにせよオーガズムがあることは分かる。またこちらに悪戯っぽくイったかどうか聞いてくるし (膣内の精液で分かっている筈なのに)、オーガズムに無頓着ではないということで満足しておこう。過去には耐えきれずイってしまう系の女や演出じみた激しい反応をする女もいて、このあたりはやはり個人差なのだろう。個人的には静かに小刻みに震えるようなオーガズムが好みなのだが、余計な追求や期待をするのは止めておく。残りの一生で女のオーガズムが理解できるとは到底思えないが、人生に多少の不明点があったって良いし、むしろ現パートナーと良好な関係を維持していく方が優先である。