厳密なの意味での”パクリの証拠”は『どれだけ一致しているか』ではなく、『トレスしている現場が監視カメラに残っていました』『元ネタとされる本を片手に文章を打ち込んでいるのを目撃しました』という類のものであるはずだ。
だが実際にはそのような意味での”証拠”が出ることは稀であるし、そんな”証拠”は求められていない(その類の証拠が出たら確実にパクリ認定されるであろうが、それは十分条件であって必要条件ではない)
絵や文章のパクリを判断する場合、『偶然でそこまで一致するのはありえないわけではないが、極めて確率が低い』という理由から『これだけ一致していたらパクリである”ものと見做す”』という基準が絵・文章などにはある。
では将棋ではソフトとどの程度一致することが現実的にあり得ないのか、というと少なくとも現時点で基準は存在しない。
『プロならば誰だってこの手を指すだろう』という状況も多いのだ。
そこを「三浦だけ、不自然なレベルで特定のソフトと指し手が一致する」というのは確かに状況的に不自然ではあるが、その先は結局のところ、棋士にしか判断できない領域にもなり得る。
・リモートで将棋ソフトを使ってた場合、当日のIPアドレスなどからサーバ管理会社に問い合わせて調べる ・ローカルで将棋ソフトを使っていた場合、端末内のアプリ、OSのログを徹底的...
厳密なの意味での”パクリの証拠”は『どれだけ一致しているか』ではなく、『トレスしている現場が監視カメラに残っていました』『元ネタとされる本を片手に文章を打ち込んでいる...