利益の源泉となる製品や仕組みを持たない企業は、労働力を売っている。
つまり人の能力や稼働時間が、企業の利益に直結しているということだ。
そうなると労働集約型の企業の顧客に対しての差別化は「顧客のために尽くす従業員を管理すること」となる。
そしてそこで働く従業員は「自分の為に働いてくれる労働力を得る」ために出世を目指す。
そんなモチベーションで出世する人間には会社を変えることはできるわけがない。
あなたの会社は「自分の労働以外に、製品や仕組みなどの利益の源泉」を持っていますか?
理想となるフェアな労働集約型企業は、七人の侍、のように、そこに勤める人間が全てプロフェッショナルとして能力があることだ。