俺はナンバープレートの地名を見るのがわりと好きでよく見ているのだが、
最近、同じ車ではない、越谷ナンバーを付けた車をちょくちょく見かけるようになった。
それを見る度になんとおぞましいことかと思わずにはいられない。
数多くできたご当地ナンバーの中で、
越谷と春日井(桃鉄も地図を見るのも好きなのに知らなかった)は、
その文字を見て思い浮かぶものが少ない地名2トップなのではないだろうか。
麦わら帽子と畑やせんべいの香りを乗せた車が日光街道を南下する。
それが正しい姿だった。
確かに田舎臭く、23区を走ろうものなら後ろ指さされて笑われかねないが、
クレヨンしんちゃんで知名度もあり、また、3文字ナンバーというのもあり、
俺は結構気に入っている。
それなのに、越谷市は何が不満なのか、
あるいは、自分たちは春日部などという田舎者ではないとでも言いたいのか、
浦和大宮とはゆかりのない俺でも、浦和ナンバーを先に作った方が良かったんじゃね?とは思うものの、
埼玉県における川口市の役割や規模、全国的な知名度(少なくとも越谷や春日井よりはあるはず)からして、
しかし、越谷市はレイクタウンという関東を代表するショッピングモール、それしかない。
いや、埼玉東部地区で一番の大都市といえば春日部市ではなく越谷市だ。それは認める。
春日部ナンバーも俺がガキの頃に新しくできたナンバーだったと記憶しているから、
もし、埼玉東部地区にナンバーがなかったとして新しく作るなら?と聞かれたら、それは越谷で良い。
出来立ての頃は全国的に無名だったのかもしれないが、今では馬鹿にされるぐらいには知られているはずだ。