アジャイルのプラクティスはマイクロマネジメント的なものが多い。
これらのプラクティスを,アジャイルの文化であり精神であるところの「自律」なしに導入したらどうなるか。
日本の管理職のマイクロマネジメント好きと相まって,地獄のようになるのは想像に難くない。
だからエモいと言われようがなんだろうが,アジャイルはその文化や精神の理解なしに導入してはいけないのだと思う。
アジャイルを手法のように扱い,アジャイルのプラクティスだけをあたかも「アジャイル」であるかのように勧めるコンサルタントやトレーナーは危険極まりない。
(CIやCDのようなマネジメントにあまり関係のないものを,「アジャイル手法」ではなく,単に業務効率化の方法として取り入れるのはありかもしれない)