作品の評価については、想像以上に読者自身の性格や経験や思考に左右されるんだけど、多くの読者はそれを意識していない、ということだと思う。
たとえば人間は、作品とは関係なしに「これに抵触したら俺は怒る」というマイルールを持っている。
怒った後でもっともらしい理屈をつけたりもするけど、実はそのマイルールに正当性はあんまり無くて、
「いつのまにか出来上がった無意味なこだわり」「些細な好き嫌いが後付けの理屈で強固になったもの」に過ぎない。
だから論理的に作品の批判をしているように見えて、実際はすごく感情的な振る舞いだったりする。
(が、そもそも人間は感情的な生き物なので、そういう振る舞いがおかしいわけではない)
さらに言えば、人はそれまで読んできた作品だとか、事前に仕入れた情報などから、
「こういう作品だったら良いなあ」「きっとこういう作品だ」「こういう作品に違いない」という先入観を持ってしまい、
そこから外れたものに思いを馳せることができない、ということがある。
で、そこから外れた作品を見ると「こうあるべきなのにこうでないから駄作だ」という理屈で批判を加えてしまう。
別増田が言っている「期待していた作品に裏切られた」というのも、実際は「勝手な期待を押し付けていたけど読んでみたら違った」というだけのことが多い。
また、「最初に馬鹿にしていい作品だと思い込んだら、現実に作品の内容が馬鹿みたいに思えてくる(=思い込みに評価が左右される)」ということもある。
煽ってるとか、馬鹿にしてるわけではないです。 実は今まで生きてきた中で特定の作品が嫌いって気持ちになったことがないんです。 でも2chとかでアンチがいるのは知ってて、どうい...
作品の評価については、想像以上に読者自身の性格や経験や思考に左右されるんだけど、多くの読者はそれを意識していない、ということだと思う。 たとえば人間は、作品とは関係な...
http://anond.hatelabo.jp/20160511130347 そうに違いないと思いこむことで自分の気に入らない評価者を排除しようとする書き手もたくさんいるけどな
自分の過去の経験や知識に起因するトラウマとか地雷めいた観念にその作品が触れた場合、 人はその作品に憎悪を覚え熱狂的なアンチと化するのだと思う。 あるいは期待していた作品に...
あるいは期待していた作品に著しく裏切られた場合、 もともとファンだったのに可愛さ余って憎さ百倍になるケース これは身に覚えがあるなあ 期待して熱心に読んでるほど後半で「...
それが政治的意味合いで作品を嫌いになる人達でした。 政治的意味合いってどういう意味なのかが判然としない。 もし、政治的意味合いの意味が「作品で提示されるメッセージに重大...
アニメのせいで塗炭の苦しみ って具体的にどんな作品でどんな苦しみの話だよ。具体例をあげずに抽象的な空中戦やられてもな。
俺の推測だと「となりの怪物君」とか、アスペっぽい天才と努力型の秀才を扱ったものじゃないかと見た。
社会的に問題があると思ったから社会的に問題があると主張するのでは 疑問を挟む余地はあまりないと思うのですが