「防災省が必要」というのはあるはてブをブロックしている有名ブロガーの主張であるが、ハコモノ行政「防災減災避難ビルさえあれば」から一歩進んだとしても「防災担当役所さえあれば」というのはもぐらたたき的後追いバンデージの組織拡大行政の提案なわけで思考の老化・あからさまな役所迎合を感じる。
大きな政府への歴史が現状の累積赤字の原因なのに。「防災専任担当の役所さえあれば」果たして問題が解決するのだろうか。
いろいろ専任担当の役所はあるが金融にしても、外交にしても、年金にしても、医療費の無駄遣いにしろ、財政にしても、少子高齢化にしても、産業競争力にしても、大学の情報発信/求心力にしても、政治資金の使途にしても、PM2.5にしても、何にも解決していない。