純粋な印象論なので、なんでも好きに言ってもらって構わないが、ジャンプ黄金世代に子供時代があった。
ジャンプは皆が読んでいるもので、そこにプラスしてマガジン、サンデー、チャンピオンみたいなイメージで不思議と周りは結構分かれていた。
マガジンはやや昔ながらの漫画や、ヤンキーものが多く、サンデーは爽やかなスポ根、爽やかさのあるオタクっぽい感じ、チャンピオンはあんまり知らない…。
みたいなイメージだった。
ぶっちゃけていうとサンデーを読んで喜々として単行本とか買ってやるやつをメチャクチャバカにしていた。幼稚な価値観だと。
そしてサンデー読んでいる人間は例外もなくクラスの端っこで、ニヤニヤしている奴ばかりだったのも更にその思いを加速させた。
マガジンこそ、至高。あれこそ少年漫画の、いや男性の読むべき漫画だと。
…90年代後半、ゼロ年代と気づいたら、完全に時代に取り残されていたのは僕の方だった。
実売も知らないし、週刊少年漫画ってのを20年ぐらい真剣には見てないので、印象論だが、明らかに時代はサンデーが提示していた価値観、そしてその読者が世に立つスタンダードになったようだ。
自分が知らないうちにマイノリティになってしまう悲しさがわかるだろうか。
まぁだからといって、買うことも読むことももうないし、こうやって戯れ言思いついて、ぼやくだけなんだけどね。