「津川雅彦が解説。邦画とアニメ、なぜ世界でここまで差がついたのか」
http://www.mag2.com/p/news/88014
を読んで。
イケイケの日本アニメとハリウッド映画の共通点にシリーズ物が定着してることがある。
ハリウッド映画ならスーパーマンとかバットマンとか007とかで、日本アニメならルパン三世とかドラえもんとかコナンとかクレヨンしんちゃんとか。
監督が変わってもどんどん新しい作品が生まれてきて、しかもこういうのって比較的若い監督のことが多いから、若い監督は経験積めるし、その中から優秀な監督がどんどん生まれてくる。
映画会社としても、安定的に収益を確保できるから、若い監督を起用しやすい。
もちろん監督だけじゃなくて、アニメーターとか担当者も成長できるし、優秀な人が発掘されやすくなる。
細田守とかクリストファー・ノーランはこういうシリーズ物で素晴らしい業績を上げて、有名になってきた。
有名になったら、シリーズ物の監督は若い監督に譲って、今度は自分が撮りたい映画とかアニメを作って、オリジナルの素晴らしい物をどんどん作っていく。
邦画でシリーズ物って釣りバカ日誌くらいしかないんだけど、これが良くない。