■業界人でも擁護できるとことできないこと

佐野氏の件は、論点がいろいろあるんだよね。

・エンブレムデザインやロゴデザインについて

→パクリかどうかはわからない。

今回はデザイン過程やコンセプトが後出しで根拠ないから黒に見える。

叩かれても仕方ない。

・トートバッグの件について

→擁護不可能。人の作品を勝手に商用利用しちゃダメ。

叩かれて当然。

・展開例の画像について

→クローズドなコンペなら、ああいった勝手利用は身に覚えがある同業者が多いはず。

佐野氏も公開されることは想定してなかった。

こういった仕事の経験者ならプレゼン画像素材が本チャンでないことは

お互い了承してるからトラブルになることはまずない。（本チャン時は必要なら改めて撮る）

他業種でも、プレゼン資料に競合他社のロゴや製品画像を

ネットから拾って貼ることとかあるのでは？

この件を叩くのはかわいそう。

業界人でも擁護できるとことできないことがあって、

それがごっちゃになってる。

※以下追記。

・コンペで選んだにも関わらず、修正してから世に出たから出来レースだと言われる件

→コンペで選ばれてから修正を加えることは普通によくある。

修正の余地も踏まえて選考するし、コンペで見るところは

そのデザイナーの提案力や今後主催側の要望にどれだけ応えてくるかも含まれる。

だからこれが出来レースの証拠にはならない。

出来レースではなかったのかもわからない。

Permalink | 記事への反応(1) | 14:40

ツイートシェア