法事やほかの行事の手伝いもあったりして地元の人々の生活を垣間見る機会が増えた。
高齢者たちはみんなクーラーもつけずにテレビばかり見てるからだ。
クーラーがあるのに、つけない。
そして、必ずテレビは付ける。
祖父母もにたようなものだった。
不幸にも、自分が寝泊まりするよう言われた部屋にはクーラーがないので親戚筋のクーラーのある隣家に泊めてもらえたが、どの家もみんなテレビをずっと見ていた。
ネトゲに熱中してPC画面やスマホにかじりついてる視線とは違う。
ただぼーっとテレビ見て、テレビのテロップにあるバラエティ番組の太い横文字見て面白くもない内容にふふって笑ってる。
ドラマが始まるとそれに熱中してその内容にうんうんって相槌をうったり、悪役が出ると舌打ちをしている。
情報を受け取ってそのまま信用しているみたいだった。
クーラーは電気代がもったいない!とか言ってつけず、テレビを一日中つけて暑い暑いって言ってるのは変だと思った。
熱中症にかかるかもしれない暑さの中、テレビ見て意識を失うまで待機してるなんて、手の込んだ自殺だなあとか思った。
自動設定でクーラーつけて、テレビの電源抜いて読書なり作業してるほうが同じ電気代なと思うと生活するのに快適だと思うのにね。
あの人たちは、我慢をしながら、かつテレビの情報を鵜呑みに飼いならされて意識が途切れるのを待つことで幸せになれるんだろうな・・・
そう思いたいならそう思えばいいさ
若者がスマホ見てるのと同じ
君も高齢者になればそうなるからわかるさ。加齢して衰えない人間はいない。 もっとも何十年か先だろうから、この話の中のエアコンとテレビが何か別のものに置き換わっている。その...