これは友達に審査されていると感じているわけではなくて、自ら問題を急いで解いている気持ちになるということだ。
自分は話す事が苦手なので、人といるときは常に相手の出方を伺っている。
世間の流行には疎いし、他の友人の噂話とかどうでもいいし、頭が悪いので常識的なことを知らないし、話題なんてほんとにひとつも出てこない。まして、その人はどういう話が好きなのかが分からない。
合わない話題を振って気まずい沈黙になるより、相手の話を聞いてそれに失礼のないように反応する方がいい。相手に合わせることだけで精一杯。
たまに沈黙になりそうな時は、共通の空間についての話を独り言のようにつぶやいてみる。天気の話とか暑いとか寒いとか冷房効きすぎとかこのインテリアいいよねとかだ。
すると大抵はノって返してくれるので、話しが途切れないように続けて質問をしてみたりする。あまり踏み込んだ質問はNGだ。失礼のないように慎重に。
こういうことをずっと頭の中でぐるぐる考えているので、とても疲れる。相手の話のオチに、大げさに笑ってみせたりして、頷いたり笑ったりびっくりしたりしなければならない。
努力の甲斐もあって、相手は楽しそうに話してくれた。約3時間のカフェの戦を終えて帰路につく。
家に帰って独りでPCをつける。それとともに出るため息。疲れた。
なんのために友達関係を維持するのかというと、ぼっちになりたくないからだ。つまり、変に嫌われたくない。自分が最も恐れているのは相手に失礼のないようにということで、体裁を最優先に生きている。
こういうときに猫なんかがいてくれたら癒されるのにな、と思う。人間はコミュニケーションが面倒くさい。
人といると試験を受けている気持ちになる。 これは友達に審査されていると感じているわけではなくて、自ら問題を急いで解いている気持ちになるということだ。 自分は沈黙が嫌いな...
人といると試験を受けている気持ちになる。 これは友達に審査されていると感じているわけではなくて、自ら問題を急いで解いている気持ちになるということだ。 自分は話す事が苦手な...
接待乙
一定数いるんだろうね、こういう人。友達のニュアンスは幅広いけど、それは友達って言わないと思うよ。
私も同じタイプです。超疲れるよね。ごくろうさま。 会話に困ったとき、相手の話した言葉から 何かキーワードを見つけてひたすら質問すると結構盛り上がる気がします。 例1) 天...