2015-05-03

アラフォーおやじ自分が都合のいい道具だったんだと今更気づく。


鬱で休職3週間目。所帯持ち。



家族にも会社にも、

粉骨砕身して尽くしてきたつもりだったんだけどね。

それが自分の喜びだった。

それなりの生活ができる給料はもらってきたし、

給料に恥じぬ成果も上げてきた。

家でも会社でも、

みなが幸せに過ごせるように細心の注意を払ってきたし、

そのために必要場合は矢面に立って戦いもしてきた。

結果、自慢できるほどではないにせよ、

自分幸せだと感じられる程度には必要とされ、

信頼されていると思っていた。



ところがさ。

鬱になったら周りに誰もいなくなった。

休職の引き継ぎが済んだらすーっと。

それどころか石が飛んできたりして、

びっくりした。



人望なさすぎだろ俺。



彼ら彼女らにとって、

俺は都合のいい道具だったんだなと改めて気づく。

道具の役割が果たせないなら、

付き合うに値しないんだな。

道具としてしっかり役立てる、

別の誰かに向くだけなんだな。

そのとき俺は邪魔しかないんだな。



びっくりした。

俺はひとりひとりに幸せに過ごして欲しくて

いろいろがんばったのだけど、

伝わってなかったんだな。

押し付けにならないようにしてたからと思いたくもあるけど、

伝わっていたとしても、

そういうのは、別に俺に求められてなかったんだな。



こんなときに誰かひとりでも

寄り添ってくれる人がいる、っていうのは

俺みたいな人間には過分な贅沢なんだな。



そもそも思えば、

子供の頃から人望があるタイプじゃなかったしな。

クラス委員とか部活部長とか、

そういうのだけ押し付けられて。

知ってる?クラス委員って、

1学期は人気者がなるんだよ。

クラス変わってすぐの人気投票みたいなものから

それで、2学期がマジメ君。

面倒な事を押し付けても嫌がるどころか使命感を持ち、

先生も扱いやすい生徒。

からそうだったのになあ。

なにを勘違いしてたんだかなあ。



休職からこっち3週間、

もちろんGWに入っても、ずーっとひとり。

プッタネスカが美味しくできても、

写真も撮らないでひとりで食べるだけ。

家族と同僚から縁切られたら、

ケータイってこんなに静かになるもんなんだな。



死にたいとか思わないけどさ。

寝るときにこのまま朝目覚めなくて済むならいいのにな、思うようになってきた。


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