http://www.news-us.jp/article/415730627.html
早稲田大学政治経済学部の学生読書室は韓国人の名前を冠している。
「早稲田はもう韓国に染められている、危険な大学だ。売国奴の陰謀を疑う」
という機知に溢れたコメントを残している。
ところで大学の施設に、大学へ多額の寄付をなした者の名をつけることそれ自体は珍しくない。
今回のケースもただ韓国人が日本の早稲田大学へ寄付をしたために、その名を永久に記念するべく読書室に問題の名がついたに過ぎない。
もし日本人が寄付をしていれば日本人の名が用いられただろうし、寄付者が中国人でもフランス人でもトルコ人でも同様である。
だからそこに韓国人の陰謀だとか、早稲田と韓国の黒い関係などといったものを見出すのは勇み足というものではないだろうか。
偶然、韓国人から寄付を受け取ったというだけのことであって、早稲田大学は韓国人の寄付しか受け取らない、というのではない。
それを踏まえた上で、良識保守派ネットユーザーは次の点を問題にしているのであろう。
1.早稲田大学が韓国人の寄付を受け取ったこと――日本人や他国の国民の寄付ならともかく、韓国人の寄付を受け取るべきではない。
2.韓国人の名をそのまま施設の名称にしてしまったこと――日本人や他国の国民の名ならいいが、韓国人の名前を用いるべきではない。たとえ韓国人からの寄付金が多額に及ぶものであっても、韓国人の名のみは使ってはならない。
3.韓国人の寄付の金額が、日本人その他国民より多かったこと――韓国人は多額の寄付をするべきではない。あるいはそれを上回る金額の寄付を、日本人や他国人は行なうべきである。