2015-01-29

死者便り

卒論がとっくの昔に詰んでる。

どーしてこーなったかというとやっぱり一番の理由は、俺の中に情熱がないからだと思う。

今日は昼間に研究室を抜け出して最近めっきりご無沙汰していた部室に顔を出したんだけど、麻雀狂いで留年して自分と同学年になった先輩も「今日はまだ全然書いてないやー」と言っててそれを聴いている俺(卒論まっさら)はヘラヘラしながら心臓が止まりそうになっていた。

あ、俺ってホントホントに居場所がないんだーと思った。

大仰な言い方だけどそもそも、情熱がなきゃ生きてる意味ほぼないよね。

じゃあなんで俺が死んでないかというと、以前、本屋バイトの同僚だった一人の女の子のキャハキャハした笑い声が耳にこびりついて離れないせいかもしれない。

俺より一学年上(俺は一年浪人してるので年齢はタメ)の彼女はこの春から働き始めていてそれからわりと忙しそうで、でもこの前のうちの職場飲み会に来てくれて「いやー仕事つらいっす」と愚痴をもらし始めた。

その締めに言った言葉がこれ。

「まあでも、本当に行き詰まったら今の仕事辞めてまた本屋で働くんで大丈夫っすwww

キャハハハハハ。

なにが大丈夫なのかは今でもイマイチからないけど、それを横で聞いていた瞬間の俺は嵐のように救われていた。これが生きていける気がしたってヤツか!!!と感動した。

俺はここでほぼ死んでるけど、君はどっか知らないところで彼氏と一緒に幸せになってくれクソ野郎

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん