自分は結構漫画の実写化とかには「製作者だってコケようと思って作ってないだろ」って寛容な方で、
『進撃の巨人』実写版のキャストが「日本人じゃねーか!」って突っ込まれたり、
『ぬ~べ~』実写ドラマ化が最悪だったとか、『暗殺教室』実写版がコケそう…とかそういう話題を聞いて、
「原作至上主義は大変だなwww」と高みの見物をしていて、ふと思い出した話。
ちょっと前の話なんだけど「思い出のマーニー」ってあったじゃないですか、ジブリの。
あれ映画館で見て、自分がおばあちゃんっ子って事もあって大変感動したんだが、
Twitterを見ると、原作至上主義の人が「何で北海道を舞台にするんだ!!」「原作通りにしろ!」ってキレてるのが結構いたわけ。
自分の場合、大泉洋とかが声優で出てるとか、劇中の家の設計もちゃんと北海道の湿地帯のことをちゃんと調べて
作られてるって所に興味を持って、「へぇー北海道を舞台にするなりの工夫ちゃんとしてるんじゃん」って思って、
しかも原作を読んでない派だから、原作のイギリスじゃなくても別にどーでも良かったんだわ。
原作派は「原作の良さを知らない人がかわいそう…」「ジブリ映画だけ見てるやつはにわか」って言ったりしてる人もいるんだけど、
別に良いじゃん…こっちはこっちなりに楽しんで見れたんだからさ、って感じ。
前にはゲド戦記が同じように原作と違う(しかもこっちは原作者まで出てきたが)って話題になったけど、
あれもあれで「吾朗は吾朗なりに頑張ってるじゃねえかよ!」って擁護派だった。