少少興奮している。昨日、初めて「撮影会」に参加した。カメラを趣味にして2年。イベントやらで女の子を取り始めて1年。そしてついに撮影会だ。
せっかくなので某アレのレイヤーさんの撮影会に参加した。いろいろな撮影会があるなかで、やはり自分が「絵」を作るのだとしたら、そういう世界を撮影したいと強く思っているからだ。女の子の商品画像、カタログ画像を撮影したいのではない。これまでに「見た」ような錯覚をもっていた「絵」を実際に撮りたかった。
で、言っておくとえっちぃ出来事も絵もまったくない。ただひたすらかっこよかった。だだっぴろい空間の中、俺のファインダーの中だけが2次元だった。俺は3次元にいる。彼女も3次元だ。しかし、作る絵は2次元に近い。2.5次元の体感とはこれか、と最初のショットで身が震えた。空間と時間、すべてがその一瞬を作るために費やされる、2.5次元をここに呼び出すための儀式じみた一連の行動が結実した。
準備にもちょこちょこと参加したためだろうか。単に撮影会という客の感覚はなかった。最後の最後、シャッターを押す作業で現れる入口、開かれる世界。夢中で撮影し続けた。
俺はこの日のために用意した玉があった。ちょっと高かったけど、用意することが自分の用意の一つだと思ったからだ。単焦点はあまり上手に使えないと判っていたけど、人を取るのならその玉じゃないといけないように思ったし、実際今データを見てはっきりわかった。このレンズは正解だった。俺の技量にあっていた。
俺の作った絵がすべて手元にある。この興奮はちょっと言葉に変換しづらい。
今日は一日それを見てすごした。