某ベンチャーキャピタル主催のスタートアップのイベント参加をした。
プレゼンテーションするIT系のスタートアップベンチャー企業は数社。
主催は業界では有名なベンチャーキャピタル。
イベントの最初に資金調達とメディア露出に成功している起業家の基調講演が行なわれ、その後、ベンチャー企業のピッチが行なわれる。
ピッチとは5分〜10分の自社のプロダクト紹介するプレゼンテーション。
本来はプレゼンテーションはプロダクトの紹介と、資金調達やアライアンス先営業などが目的であることが多い、と思っていた。
しかし、実際は自己紹介と会社のビジョンに終始する起業家ばかりであった。
明確な事業説明が驚くほどない。
マネタイズは決まっていません?と、高学歴の起業家が平然とプレゼンテーションする。
それを褒め称え、話題を変え、過去の起業家のキャリアをアピールするベンチャーキャピタル。
プレゼンテーションとはマッチングの場であり、単なる自己アピールの場ではない。
マッチングを求めないスタートアップ企業は無理にピッチに出るより事業に集中した方がいい。
起業家にはいま本当にそのピッチに出る必要があるのかを考えて欲しい。
そして、ベンチャーキャピタルも起業家に対してピッチにでる覚悟を確認して欲しい。
私はもちろんベンチャーキャピタルの話題作りのために、起業家を利用しているわけではないとは思っている。
ただそう思われても仕方がないと感じたイベントだった。
タイトルが、ベンチャーキャピタルの宣伝かと思ったやん。 もっとこう、 ”ベンチャーのピッチ大会に行った感想ぶっちゃけるよ” という風に書いてくれ。 >ベンチャーキャピタ...