その程度で支持率が下がるのであれば、ただ単に政府与党の説明が不十分だったからという評価が
支持に表れたというのはどうだろうか。
また、報道が偏向的であったというが、一方でアベノミクスの経済効果についてもかなり政府寄りの印象操作が行われていた印象があるがどうか。
そこは正しい報道だと言って、その深層にある過剰な偏向報道には目を瞑っているではないか。
今回の集団的自衛権の行使にしたって、説明不足であったと菅義偉官房長官も反省した場面があった。
国民に十分に説明せず勝手に閣議決定して、更にどことは言わないが常任理事国やアジア近隣国からも反対声明が出される事は異常であるし、
またそれに対して過剰なネガキャンだと断じて批判するネット住人(ネトウヨなど)の姿勢も問題だ。
ところでネット住人とは、本当に一般的なネット住人なのだろうか。
つい先日には、大手匿名掲示板2ちゃんねるの契約者一覧が流出した時、自民党が名を連ねていた。
自民党がちゃんねるやそのまとめサイト(アフィブログ)を通じて印象操作として素晴らしいと言い続けた結果が、この支持率低下に繋がったのではないか。
今回の支持率低下は、実は報道の過剰なネガキャンのせいではなくネット上の印象操作に嫌気が差した少なくない人が反対表明に回ったためではあるまいか。