2014-07-02

忘れられない人について

生きていれば忘れられないような人は必ず現れる。恋人、友人、恩師など。もちろん私にも忘れられない人、いや忘れることのない人がいる。特に忘れられないのは初めて付き合った恋人である

別れた恋人を忘れられない人は沢山いるだろう。みんな、なかなか忘れられなくて苦しんでいる。私も初めて付き合った元恋人が忘れられず、苦しみ泣いた。今では恋愛に関しての情報は溢れに溢れている。私は復縁サイト恋愛マニュアル恋愛相談掲示板などをのぞいてみたりした。が、なんか違う。納得いかないのである

そもそも本当に元恋人を忘れたいのか?別れたら忘れるべき、次にいくべき、なんてことはただの決めつけなのではないか?では私は元恋人をどう心の中に留めておくのか?と自分自身に問うようになった。たしかに、次の恋愛にいった方が苦しまない。縁のなくなった人をいつまでもウダウダ引きずっていても無駄である。だから結局次にむけて出会いを求めていく人がほとんどだろう。

自問自答を繰り返した結果、私は元恋人を忘れられないし、忘れる気もないようだ。新しい出会いを求める気も今はない。私は今年で22歳の女だ。女には賞味期限がある。やはり30歳、いや28、29にもなって恋人や夫がいなければ周りから冷ややかな目で見られることは明らかだ。今のうちに沢山恋愛をして出会うべく人と出会うべきなのはよく分かっている。分かっているが行動に移せない。情けないことだってことも分かっている。

私が行動に移すことといったらオナニーくらいだ。オナニーは元恋人と付き合ってた時より頻度が多くなっている。自分の身体が何を求めているのか、本音は何なのかが一番よく分かるのはオナニーなのではないかと私は思う。私はただ寂しさを紛らわしたり快感を求めるためだけではなく、自分をよく見つめるためにもオナニー大事なのではないかと思う。そういうわけで、オナニーを通して私はいま闇雲に身体を許す相手を探したくないと気づき、同時に覚悟を感じるのである

おそらく元恋人との縁が再び戻ってくることはもう無いだろう。戻らないと分かっているからこそ覚悟が生まれ、苦しみは苦しみのままではない、しかし嬉しい、楽しいというわけでもないと気づくのである。これは大事自我承認だ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん