寄り道して知覧特攻平和会館ってところに行った。
「永遠の0」が大ヒットしたせいか、滝のような雨にも関わらずものすごい人!
老若男女問わず、いろんな人がいた。若いカップルもいたから、映画のおかげなんだろうね。
展示内容も見応えがあった。
特攻兵の名前、年齢、顔写真と、遺書がずらーっとならんでいるんだけど、
そのあどけない顔と、「魂は九段にあります」って、身近な家族、恋人、親類に
辞世の句をしたためていた時の精神状態ってどんなんだったんだろうって
考えると、目頭が熱くなった。
「永遠の0」見てて、合コンしてた主人公の友達が特攻兵のことを
「そんなの犬死にじゃん」みたいなこと言ってたけど、まさしくその通りだと思った。
今日ここにきて、ああやっぱりそうだよなあ、と思いを新たにした。
「この人たちのおかげで、今の日本があるのです」ってよく言うけど、
「こんなアホなことしたから、日本は滅亡したんです」って身を以て示したからって言ったら、
いずれにせよ、こんなことさせた当時の責任者は日本人自ら罰するべきだったし、
美談みたくするのは、良くないと思う。こういうことは二度とあってはいけないし、
みんなも一度行ってみて、考えてほしいなと思った。