好きな人とは結婚しない、という記事を見たんだが、俺の元カノもそうだったのかもしれない。
元カノは俺と別れた後、たった数ヶ月付き合った男とデキ婚した。
当時は何て不条理で不誠実で不義理なんだ!と憤慨したものだが、その記事を見て気付いた。
俺の明るくない未来よりそいつの前途有望な未来を選択したんだ。
そりゃ結婚して子供を育てるとなりゃあ、経済力が期待できるそいつを選ぶわな。
他愛なくお互いの近況を聞きあった後、俺から元カノに聞いてみた。
すぐの返答はなかった。少しの間が空いて「まあね〜。」という煮え切らない返事。
これが答えだ。
元カノはきっとそのダンナのことなんて大して好きじゃないんだ。
一流企業の社員だから安定的で優雅な生活が保証されると算段して結婚したんだ。
「まあね〜。」という答えがそれを証明している。
女は安定を求める。そりゃそうだ。子供を産む人間だ。安定的な生活を求めることは至極当然だ。
それを提供できなかった自分の不甲斐なさ、歯がゆさ、ダンナに負けたという劣等感、元カノからそういう男として認められなかった屈辱。
まぁ、今はそんな私情はどうでもいい。
好きだからとか愛情がとか、そんな他愛もない条件で結婚するわけがない。
だから俺は稼ぐ。
稼いで稼いで稼ぎまくってやる!
復縁したいように見えるけど それストーカーの一歩手前の思考だよな 別れたってことはそういうことじゃないかな