2014-01-16

繊細チンピラ」的なものは今に始まったことではない。

はてなブックマーク - 蛭子能収幸せな姿は他人に見せない方が良い」

http://b.hatena.ne.jp/entry/alfalfalfa.com/archives/7046159.html

こちらの元記事とコメントを読んでいて、こんなトラウマを思い出した。私が小学生の頃だから、もう四半世紀近く前のことだ。国語の授業で自分家族や家についての作文を書いて、各自が自分朗読して発表することになった。

そして私の番が無事終わり、その時には何ごとも無かったのだが、それからしばらくした後、クラスの内の何人かが私への陰口や悪口を言っていることを知って驚いた。何でも、私の作文の「私と妹の部屋は二階にあります」「二人で階段遊んだします」という下りに対してムカついたそうだ。「自分の部屋があるって自慢してる!」「二階建ての一軒家に住んでるってわざわざ言いたいんだ、ムカつく」とか言ってたらしい。

いや、私はもちろん自慢するつもりは毛頭無くて、ただ家のことを書けというからそのまま書いただけだし、そもそもそういう要素が自慢になるという感覚すら無かった。

だいたい、部屋は6畳間を妹と共用だし、一軒家と言っても庭も無いローンウン十年のウサギ小屋だったし、だいいちたか小学生程度に大した格差意識があるわけはない。それに、当の陰口を言っていた彼女たちは、私の家にはないゲーム機流行のグッズを持っていたのだし、加えて私などの家よりも高級なマンションや立派な庭付きの屋敷住まいの子がちゃんといて、「庭でキャッチボールをして遊びました」とか言っていても、その彼らは何も言われていないのだ。

とんだひどい言いがかりだ、どうして私だけが、と内心憤慨したが、結局何も言えなかったし、しばらくしてそのまま忘れてしまった。

つまるところ、「繊細チンピラ」的な存在事象最近になって生まれて増殖したものではなく、ネットの普及で目立つようになっただけなのだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

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